水は至高の善
高きを望まず
タオのごとくすべてを育てる
他者と比べず、競わず
自ら以上を望まず
それが大いなる人の道
老子『道徳経』第8章より超訳
『こころの筋トレ』
水は柔軟です。いくらでも低く流れることができます。低く流れてもその働きは大きい。万物を養います。
水は変幻自在。状況次第で、いかようにも姿を変えられます。水、氷、霧、雲、雨、地下水、海・・・それぞれ美しい。でも、姿・形はその場限り、ダイナミックな変化にこそ水の真実の美が在ります。
花は水のように自在には動けない。でも、高らかに開花します。
大地球には無限の「姿」が形を変えて満ち溢れています。
各人各様。各々が、自分らしく流れ、自分らしく咲けばいいのです。
OK、今回はこれで生きてやる、と開き直って、ありのままの自分で、でも懸命に咲くのです。
自分を知って、自分の「美」に特化して極める。ねたまず、焦らず、他人 (ひと)とも、理想とも、比べないで生きるのが、人生のコツ。